と強く思うようになりました。
当時の日本では、ビジネスの世界で広がったコーチングもまだまだ知られていませんでした。
そんな中での「ライフコーチ」の存在は皆無に近い状態。
「人生をサポートする」なんてビジネスが成立するのか?と周囲から反対されることが多かったです。
当時のコーチでさえ「ライフコーチ???」と、この時ばかりは少し反応が鈍かった感じがありました。
こんな感じでのスタートでしたから、うまくいく自信はまったくありませんでした。
でも、自分の中に嘘を抱えて生きていく方が辛いし、それこそどんどん自分への信頼を失い、自信をなくしていってしまいます。
これ以上、自分に嘘をつき続けることができませんでした。
個人で契約してくれている3名の個人クライアントを残し、企業クライアントとの契約は終えると決断しました。
月の売り上げの9割以上を手放し、約80万円/月あった売り上げは、約7万円/月になります。
一方、プライベートでは、結婚10周年を迎え、娘は年長に。
10周年のお祝いに、妻には、ダイヤモンドの代わりに1300万円のマンションリフォームをプレゼントしました。
新築で購入して、まだ3000万円以上の住宅ローンが残っているのに、、、
手元のお金を繰上げ返済ではなく追加で使うことにしました。
ボクはとことんカッコつけ。妻にもカッコつけたかった。
でも、自分に正直に生きている実感もあり、清々しかったです。
そして、自分の逃げ場を無くし、好きなことで食べていくぞと自分を追い込みました。
でも、なんとかなる確信、というか、コーチとして自分自身に正直に生きていくためには、ここは踏ん張りどころ。
なんとかするしかない!!という気持ちで、ボクは自分の直感、そして、心の声に従いました。
こうして2009年の春。
当時のクライアント企業との契約を満了し、ライフコーチとして生きていくボクの人生がスタートしたのです。
ここまでは、生活保護家庭で育ち、劣等感まみれで出世できず、暴言し放題でメンバーから無視されるに至った、”コーチ力”マイナスでボロボロ状態のボクが、2006年末にコーチングに出会い「1人のクライアント」としてコーチとセッションを重ねながら得てきた約2年の成果です。
このあと、2012年の春までのさらなる3年間で、未経験からできたことは・・・