名前:Y.S
職業(申込時):団体職員
年齢(申込時):32才
体験談
コーチングを受ける前の自分は、人が自分をどう思っているのかを、いつも気にして生きていました。
人に嫌われないことを優先しているうちに、自分が何を感じているのかがわからなくなって自信をなくし、「私じゃなければよかったのに」と思っていました。
ゆきさんをコーチに選んだのは、林コーチの存在を知った大学生の頃から、私の中で「ライフコーチ=林忠之さん」だったからです。
林コーチを知ったきっかけは、大学生で就職活動に悩んでいるときに読んだ「世界でたった一人の自分を幸せにする方法」でした。
それまで「自分を大切にする」という考え自体がなかった私には衝撃的な内容で、「どうして、こんなに大切なことをこれまで知らなかったんだろう?」と思ったことを覚えています。
しかしコーチングを受ける勇気が出ないまま時間が過ぎていきました。
コーチングを受け始めたのは、それから10年後でした。
仕事が忙しく、自分が何をして何を感じたのかさえ覚えていない人生に違和感をもったこと、そして心のどこかでずっと憧れていたコーチになりたいと思ったことが、コーチングを受けるきっかけになりました。
コーチングを受けるようになって、自分が何を感じているのかがわかるようになり、そこから色々なことが変化していったと感じています。
コーチングを受ける前は、相手の意見や気持ちを優先しがちでしたが、少しずつ自分の意思に沿った行動ができるようになり、自分への信頼が深まっていきました。
また何かあったときに自分を責める癖がありましたが、自分に対する声掛けが変わっていったことで、精神的に安定するようになりました。
肩の力が抜けてきて、以前よりも楽に生きられるようになったと感じています。
「他の誰かになりたい」とずっと思っていましたが、今は自分自身を頼もしい相棒のように感じています。
以前は自分の気持ちを押し込めていましたが、自分の心に従って行動することが増えてきました。
「お金がかかるから、ダメ」と我慢していた学びの場に参加して、たくさんのすてきな人たちと出会いました。
「私のやりたいことは、ここにはないのかもしれない」と思いながらも、無職になるのが怖くて続けていた仕事を辞める決意をしました。
憧れていたライフコーチになるため、トレーニングを受け、準備をしています。コーチングを受ける前の私が知ったら、驚くようなことばかりです。
ゆきさんは、ご自身にも、相手にも誠実に接する方です。
コーチングを受ける前、相手のために自分の意見を曲げたり、言わなかったりすることが優しさだと信じていた私には、自分の意見をまっすぐに伝える林コーチのコミュニケーションのあり方は、一種のカルチャーショックでした。
しかしセッションを重ねていく中で、「自分を犠牲にしてモヤモヤしながら相手に合わせることは、優しさではなく自己防衛なのではないか」と思うようになり、自分の意見を伝える大切さに気づきました。
自分も相手も信じるコミュニケーションのあり方を、コーチとクライアントの関係を通して、教えていただきました。
私が、ゆきさんのコーチングをお勧めしたい人は、やはり「自信のない方」です。
逆説的に聞こえるかもしれませんが、林コーチのコーチングを受けていると、もはや私がほしがっていた「自信」とは何だったのだろう?と思うくらい、自信がなくてもしあわせに生きられることに気づきます。
「私は、できる!」と誇示するような、体にガチっと力が入るような“自信”ではなく、「何があっても、大丈夫!」と思える、自分へのしなやかな信頼をつくっていきたいと思っている方におすすめしたいです。
1969年、佐賀県生まれ、大阪府堺市育ち。幼少期から生活保護家庭で強い劣等感を抱えて育つ。中学二年生の夏、脳性マヒの級友が、300mを1時間以上かけて泳いだことに感動し、千葉大学教育学部養護学校教員養成課程に進学。1992年に卒業後、劣等感から抜け出すべく俳優の道へ。国民的アイドルとの共演を果たすが、その後挫折。28歳でリクルートグループに就職。求人広告営業で8年連続表彰されるが、部下育成につまずき、コーチングと出会う。コーチの「人を応援する生き方」に使命を感じ、2008年独立。株式会社プラス・スタンダード代表取締役に就任。