HAYASHI TADAYUKI.com

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M.Sさん(38歳) 損害保険会社事務職

  • ■ 名前:M.S
  • ■ 開始当時の職業:損害保険会社事務職
  • ■ コーチング開始年齢:38歳

体験談

私が最初に林コーチにお会いしたのは、

林コーチが初めて開催されたセミナーでのことです。

その頃の私はコーチングの素晴らしさを体感し、
自分もコーチングでサポートする側に立ちたい。

コーチとして独立された方のお話を聞いてみたい・・・
という思いから、セミナーに参加しました。

しかし参加した後も、
自分が具体的に何をしたいのか、どうなりたいのか。
何かをやりたい、でもどこに進んだらいいのかがわからない。

そんな模索する状態がセミナー後、2年以上も続きました。

その間は、セミナー参加をきっかけに登録した
林コーチのブログや「ポジティブスイッチ」で
色々考える機会を与えていただいていたのですが、
最後はあくまでもセルフコーチング止まり。

どうにも先に進めない。

そもそも、自分の興味を持ったことと
実際に仕事として携わっていることは、
まったく関係のないものでした。

子どもが好きで絵本が好きで、
短大では保育士の資格を取ったにもかかわらず、銀行へ就職。

7年半勤めた後は、予想外の人生勉強のため1年半のブランクを経て、
生活費を得るために損害保険会社へ就職。
この3月で退職するまで9年間勤務していました。

もちろん楽しいこと、時には充実感を得ることもありましたが、
心から「この仕事をやってよかった!!」と思ったことは、
残念ながらありませんでした。

いつも「何かが違う・・・」と思い続けていたのです。

それと同時に、私の中ではもう一つの夢がありました。

幸せな家庭を持つことです。

充実した仕事と幸せな家庭、
この二つが自分の手に入れたいものでした。

結婚については、模索中の二年間のうちで素晴らしいパートナーに出会え
新しいステップに進むことができたのですが、
仕事については相変わらず「幸せ」は感じられませんでした。

ブログでとても的確な質問や
独立後の日々のご活躍の様子を発信されているコーチとしての日々、
そしてご家庭もとても大切にされている生活を送っていらっしゃる林コーチ。

日々うらやましくそして憧れ続け、
それと同時に焦る気持ち、もどかしい気持ちもどんどん大きくなり、
一筋の光にすがる思いでお世話になることを決めました。

その後、

林コーチとのセッションを重ねるうち、
自分が意識していなかったやりたいことが、
どんどんと明るみに出てきました。

自分自身がやりたい、
コーチングで手に入れたいと思っていた幸せは、
あくまでも「仕事」。

コーチングの勉強を活かして、
何かをしたいという枠の中で、私はもがいていました。

しかし林コーチは、仕事というキーにとらわれず
「自分にとっての幸せとは何か」を、
毎回毎回、私の話をじっくり聞きながら
質問を投げかけてくださったのです。

私の中では、コーチ(それも男性)に
仕事以外のことについてコーチングしていただくのはどうも違和感があり、
「仕事」についての目標についての話をしようとするのですが
気が付くと私が求めている幸せが「仕事」だけでないことに
回数を重ねるたびに明らかになっていったのです。

それを林コーチは早くから見抜いてくださっていました。

コーチングを経てたどり着いたのは、
まず自分の生活スタイルを一からいという思いでした。

主婦としてやりたいことが十分にできていない、身体に負担がかかる。
その原因となっている仕事も、自分がやりたいことをやっているわけではない。

今の状態では、何一つ満足を得られるものがない状態からの脱却のため、
仕事をいったん辞めることを決意しました。

その決断にはとても時間がかかりましたが、林コーチの
「その仕事を手放さないことで、得られるものは何?」
という質問で、自分が求めているものを再度認識することができたのです。

最後にたどり着いた私の今の一番手に入れたいものは

「居心地のいい家庭を作り、身体を整えて、子どもを授かる。」ことでした。

多くの経験を経てご自身の会社を立ち上げ、
どんどん夢に向かって進んでいらっしゃる林コーチに
セッションしていただいた結果が正直これでいいのか!?と思いました。

しかし林コーチは、他のクライアントさんと比べたら
本当に小さな夢の実現に向けて歩き出した私に対しても、
毎回毎回、温かくそして的確に、セッションを行ってくださいました。

私が「こんな内容のセッションでいいのでしょうか・・・?」と、
不安になって聞いたことが何度もあります。

そのたびに「いいんですよ!!(何がいけないのですか?)」と、
言い続けてくださいました。

そして退職する旨を上司に伝え、

セッションの内容も、退職後の生活にスポットを当て始めた矢先、
子どもを授かることができたのです。

現在は出産に向けての体力づくり・生活環境の整理など、
仕事をしていた時にできずに気になっていたこと(未完了のもの)を
一つずつ実行しています。

そして、興味のあった絵本の勉強会にも参加を始めました。

「仕事」と「家庭」を別個に考えていた私ですが、
気が付くと、「仕事」として携わりたいなと思っていた
「絵本」や「子ども」のことに時間を費やせる自分がいました。

ゆくゆくはその活動の先に、
コーチングを活かして何か行えたら・・・と、
密かに夢がまた膨らんでいます。

色々な角度から自分の人生の本当の「幸せ」を見つけること。
私は林コーチに出会えて、その幸せに気づくことができました。

コーチとして当たり前のことかもしれませんが、
どんなことがあってもクライアント自身の幸せを
その人の価値観に沿って大切にし、一緒に考えてくださるコーチです。

「幸せな人生を自分の足で歩いていきたい」

そう切に願っている方に、
林コーチは惜しみないサポートをしてくださるでしょう。

本当にありがとうございました。

2011年6月執筆 M.S

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