- ■ 名前:C.K
- ■ 開始当時の職業:金融系企業契約社員
- ■ コーチング開始年齢:33歳
体験談
林コーチと出会った頃の私は、
人生のどん底にいました。
結婚5年目の夫婦関係は
危機的状況をむかえ、
当時4歳だった娘とともに
逃げるように家をでました。
「私の何がいけなかったのか?」
「なんで私だけがこんな目にあわなくてはいけないのか?」
「なんで??なんで??なんで??」
私の頭の中には、
いつもこんな問いかけが駆け巡り、
原因不明のめまいにも常に悩まされ、
心身ともにとても辛く
苦しかったことを思い出します。
出口の見えない真っ暗なトンネルを
どこに向かって歩いているのかもわからない・・・
そんな心境でした。
「なぜ、夫婦関係が上手くいかなかったのか?
自分の何が間違っていたのか?
その原因を見つけたい、知りたい、答えが欲しい・・・・」
2011年2月、
そんな思いでコーチングを受けることを決めました。
最初の頃のセッションでは
話す度に感情が溢れて涙が止まらず、
いつも泣いていたような気がします。
良き妻にもなれず、
良き母親にもなれず、
両親にも心配をかける私は
娘としても失格で・・・。
セッションの度ごとに、
泣き言や恨み言ばかりの
泣いてばかりの私。
コーチに
「今どんな気持ちですか?」
「どんなことを感じていますか?」
そんなごくごく簡単なことを聞かれても
頭が真っ白で、
自分が何を感じているのかさえよくわからず、
「よくわかりません・・・・」としか答えられない私。
きっとクライアントとしても
落ちこぼれで失格なのではないだろうか・・・
こんな私がクライアントでコーチに申し訳ない・・・
そんな気持ちでいっぱいでした。
セッションの度ごとにこんな感情に襲われ、
ダメな自分ばかりを
突き付けられるような感覚に耐えきれず、
コーチングをこのまま継続していくべきなのか。
悩んだ時もありました。
しかし、どんな時でも
コーチは側に寄り添い、
決して良い悪いで判断することなく
私の人生をいつもまるごと信じ
応援し続けて下さいました。
時には一緒に涙を流してくださり、
コーチの大きな愛と優しさも
たくさん感じました。
林コーチがいつも変わらないスタンスで
関わり続けてくださったお陰で、
コーチとの信頼関係も
少しずつ強く太くなっていけたのだと思います。
セッション中、コーチから度々聞かれる
「自分が今何を感じているのか」という質問には
正直戸惑いと苦痛がありました。
心で感じるより、
頭で考える癖がついていた私にとって、
自分の心が何を感じているのか。
そんなことすら本当にわからなくなっていたのです。
セッションの中で繰り返し繰り返し、
自分の内面や心に
強制的に意識を向けることによって、
少しずつですが、自分の心の感覚を
取り戻していきました。
自分の気持ちを見つめ
それらを言葉にすることによって、
自分の頭と心が
自然と整理されていくような感覚。
コーチからのフィードバックにより、
新たな視点や気づきを
たくさん得ることができました。
私の場合は特に、
セッション後ジワジワとゆっくりと沁みてくる。
そんな表現がピッタリだと思います。
それを少しずつ
日常生活や自分の人生に
落とし込んで活かしていく・・・・
その繰り返し。
2年半のコーチングを通して
一番変化した点は、
物事や人生に対する向きあい方が変わり、
何より責任を負うことを
とても楽しめるようになったということです。
自分の人生を、
自分の意志と責任をもって
創造していくことの
喜びや楽しさを実感し、
行動できる自分になれたような気がします。
学生時代から興味を持ち続けていたけれど
なかなか一歩が踏み出せずにいた事にも
チャレンジすることができました。
「いつか行けたらいいな」と
思っていた娘との2人旅も、
今では欠かすことのできない
大切な恒例行事の一つとなりました。
自分の人生の目指す方向性が明確になり、
それに向けての勉強も始めました。
少しずつですが、
自分が心から望む人生を作り上げている。
そんな感覚を持てるようになれたことを
とても嬉しく感じています。
自分と向き合うことは、
時にたくさんの痛みを伴いますが、
どんな時も変わらず
寄り添い続けてくれたコーチのお陰で、
私は今本当にたくさんの宝物を
手に入れることができたと思っています。
私一人では
決して乗り越えることができなかった
人生のどん底も、
たった一人でも応援し
支え信じてくれる人(=林コーチ)がいたからこそ、
乗り越えることができました。
常に自分の心に正直に、
ご自身もチャレンジし続ける林コーチ。
自信はないけど頑張りたい、
このままでは終わりたくない、
そんな人を心から応援し続ける林コーチ。
クラインアントと共に喜び、共に泣き、
全力で応援してくださる
そんな人情味溢れる素敵なコーチだと思います。
たとえ今はどんな状況であろうとも、
「何かを変えたい」
「このままでは終わりたくない」
そんな思いのある方に
是非受けていただきたいと思います。
2013年11月執筆 C・K
1969年、佐賀県生まれ、大阪府堺市育ち。幼少期から生活保護家庭で強い劣等感を抱えて育つ。中学二年生の夏、脳性マヒの級友が、300mを1時間以上かけて泳いだことに感動し、千葉大学教育学部養護学校教員養成課程に進学。1992年に卒業後、劣等感から抜け出すべく俳優の道へ。国民的アイドルとの共演を果たすが、その後挫折。28歳でリクルートグループに就職。求人広告営業で8年連続表彰されるが、部下育成につまずき、コーチングと出会う。コーチの「人を応援する生き方」に使命を感じ、2008年独立。株式会社プラス・スタンダード代表取締役に就任。