* 自信はなくても自分らしい人生を! *
こんにちは。
日本におけるライフコーチ草分け
自信のない方専属ライフコーチのゆき(林忠之)です。
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【10年前、目標達成を追うのを辞めました。】
ライフコーチのゆきです。
ボクはライフコーチです。
わかってるわ!
って声が聞こえてきそうですが(笑)
ライフコーチなんです。
コーチングという言葉に触れたことがある方であれば、きっと、
「コーチングって目標達成に向けて、質問とかするやつでしょ?」
っていうのが多くの方の捉え方じゃないかなぁと想像します。
ボクはコーチでありながら、目標達成を追うのをやめました。
2006年、ボクがコーチ21で学び始めた時も、
「コーチングとはクライアントの目標達成を目的としたもの」
だと教えられたので、はじめはそう思っていました。
会社員時代、「目標」という名の
会社から押し付けられた強制的売り上げ指標を持たされて、
それが自分の目標だと勘違いするような洗脳を受け(笑)
自分自身でも暗示をかけ続け、
感情を麻痺させながら走り続けていました。
今から思うと、10年もそんなことをしてました。
だから会社員生活の最後の方は、
鬱っぽい症状が出てきていました。
それが当たり前になってしまっていたので、
独立してからも
「錆びた自転車のチェーンをガリガリと漕ぎ続ける」
ような前進の仕方をしていました。
2011年の秋、
ちょうどライフコーチワールドを始めたばかりの頃、
ある目標を達成したことをきっかけに泣き崩れました。
そんな自分に驚きました。
嬉しいというよりも、ヤバいって感じたんです。
目標を掲げてそれを追い続け、背伸びして、
手を伸ばして、ようやく手にした結果、
泣き崩れるほど力が抜けて、
嬉しいというより、ホッとしている感じ。
救われた感じ。
しがみついていた自分にヤバいって思ったんです。
「俺はこの結果を得ることに、
こんなにしがみついていたのか!」と。
この瞬間から、目標達成を追う生き方を辞めました。
でも、目標は持っています。
誰かが決めたわけでなく、
本当に自分が実現したい目標ね(^^)
目標は達成しなくても意味がある。
力がある。
方向として、どこに向いて歩いているのか?
方向をわかりやすく持つことができる。
それを意識することで、
前進しようとする力が得られる。
でも、達成するかどうかは結果でしかない。
自分の努力の結果として、
100まで辿り着かなくても80まで行けたら、
目標を持った意味はある。
達成しなくても、0じゃない。
達成しないと意味がない、なんてことは、絶対にない。
目標を持たなければ、
自分がどこにいるのかもわからなくなっちゃうしね。
いま、目標を持てていない人も、
なんとなくあっちの方かな~くらいで進めばいい。
頭で考えず、身体の感覚を信じて、
身体の声を聞けば、大方、間違えることはない。
そっちに進んでいれば、
目標になることが、見えてきたりするものです。
富士山も5号目からは、頂上は見えないけれど、
なんとなくこっちっていう方向はみんなわかるよね。
歩いているうちに、
いつのまにか7号目過ぎてたぜ!ってことになって、
頂上も薄っすら見えてくる。こんな感じ。
万が一、頂上まで登れなかったとしても、
8号目まで登った体験は無くならない。
登る前に見る富士山と、登った後に見る富士山。
きっと見えた方は違うはず。
目標は持つけど、それを追っかけない。
方向性のために掲げるだけ。
あとは、日々、足元をしっかり踏み締めながら一歩ずつ。
時々、見上げて、方向を確認する。
ある程度、歩いた後に、振り返るとちゃんと成長している。
その成長が積み重なって、
目標達成出来て当たり前の自分になった時、気づいたら
「あれ?目標達成しちゃってた」
くらいの生き方がボクにはちょうど良い。
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1969年、佐賀県生まれ、大阪府堺市育ち。幼少期から生活保護家庭で強い劣等感を抱えて育つ。中学二年生の夏、脳性マヒの級友が、300mを1時間以上かけて泳いだことに感動し、千葉大学教育学部養護学校教員養成課程に進学。1992年に卒業後、劣等感から抜け出すべく俳優の道へ。国民的アイドルとの共演を果たすが、その後挫折。28歳でリクルートグループに就職。求人広告営業で8年連続表彰されるが、部下育成につまずき、コーチングと出会う。コーチの「人を応援する生き方」に使命を感じ、2008年独立。株式会社プラス・スタンダード代表取締役に就任。