日本におけるライフコーチの草分け
自信のない方専属ライフコーチの林忠之です。
☆ ☆ ☆
「林さんはなぜライフコーチを養成するんですか?」
初めてこの質問をされた時、
何を聞かれているのかよくわかりませんでした。
「なぜ???その質問の意図は?」
「だって、競合を生み出すことになるじゃないですか?」
『競合???」
そう、僕がライフコーチを育てると、
競合、つまり、商売敵が増えて困るのではないか?
なぜ、わざわざそんなことをしているのか?
そんな意図の質問でした。
この質問にはびっくりしました。
ある意味、新鮮でした。
そうか。そんな見方もあるのか。と。
よくこういう質問、されるんですよね。
そしたら、さきこさんもあるようで。
先日のセミナーの打ち合わせ時、
藤本さきこさんと話してた中で
この「勝ち負けの世界」について
徐々に明確になっていきました。
さきこさんのブログに こんなことが書かれていました。
===
勝ち負けの世界の人は
なぜこんなことをするのか、
理解できません。
(目の前しか見ないし損だと思ってるから)
実際何度も聞かれたことあります。
なんでそんな利益にならないことするんですか?
なんでそんなに分けるんですか?
なんでそんな人(影響力のない人)と一緒にやるんですか?
なんでそんな人(派手で奇抜な人)と一緒にやるんですか?
===
ボクがライフコーチを育てているのは、
直接お役に立てない人が必ずいるからです。
たとえ、(あくまでも、たとえ、ですよ)
ボクがどんなに素晴らしい人格者で、
世界トップクラスのコーチだとしても、
ボクにコーチをお願いしたいと
思わない人もいるわけです。
10年キャリアのライフコーチ林忠之よりも、
今日からライフコーチを名乗り始めた
ぴよぴよのボクの生徒さんに対して
「コーチになってほしい」という
クライアントが必ずいるんですよ。
新米ライフコーチさんにも、
クライアントさんにも
「出会えてよかったね」って思います。
ボクの生徒さんや友人のコーチを
ご紹介させていただくこともあります。
もちろん、 ボク自身も選ばれたいです。
選ばれるように努力し続けます。
もっと、もっと、お役に立てるように。
人間的にもコーチングスキルも
まだまだ未熟だと感じることばかりです。
でも、それは「勝つため」ではありません。
ボクを選んでくださった方に
より純度の高いピュアな
思考、波動、スキル、知識を
分かち合えればと思うからです。
そして少しでも早く
自分自身の人生を
豊かに幸せに生きてほしいと願っています。
とはいうものの、
スクールを始めた当初は、
「お弟子さんを取るつもりで始める」
なんてことを書いていました。
当時のボクのこのあり方が
「上下」を
生み出してしまっていたかもしれません。
しばらくしてそれに気づき、
まずいと思って修正し、
今は「仲間を増やす」意識でやっています。
(なのでボクのことを尊重してくれるのは
とても
嬉しいですが「師匠」はやめてくださいね^^)
「一人ひとりが、自分の人生に責任を持ち、
想い描いた人生を、自由に生き抜いて欲しい」
仲間が増えていくことで、
このビジョンが実現していくことを信じて
ライフコーチの育成をしています。
横浜11期は来週から、
福岡3期は再来週から、
ライフコーチワールドの
新期トレーニングがスタートします(^^)
1969年、佐賀県生まれ、大阪府堺市育ち。幼少期から生活保護家庭で強い劣等感を抱えて育つ。中学二年生の夏、脳性マヒの級友が、300mを1時間以上かけて泳いだことに感動し、千葉大学教育学部養護学校教員養成課程に進学。1992年に卒業後、劣等感から抜け出すべく俳優の道へ。国民的アイドルとの共演を果たすが、その後挫折。28歳でリクルートグループに就職。求人広告営業で8年連続表彰されるが、部下育成につまずき、コーチングと出会う。コーチの「人を応援する生き方」に使命を感じ、2008年独立。株式会社プラス・スタンダード代表取締役に就任。