HAYASHI TADAYUKI.com

HAYASHI TADAYUKI.com

Y.Kさん(50歳) 会社役員/コーチ

  • ■ 名前:Y.K
  • ■ 開始当時の職業:会社役員/コーチ
  • ■ コーチング開始年齢:50歳

体験談

父親の急逝に伴い、右も左もわからないまま
26歳で同族会社の代表取締役に就任。

以来、自分を会社や業界に合わせることを
最優先する生き方を20年以上続けてきました。

自分が置かれた境遇を恨み憎みつつも、
それに甘え、自分と向かい合うことをしてこなかった、
その積もり積もったツケが、
当時の私のキャラクターのすべてを形成していました。

そんな中、ある出来事がきっかけとなり、
やむなく現場から手を引くことになったのですが
それは、これまでの自分自身、
これまでやってきたことをすべて否定されるような
とても辛い経験でした。

それからしばらく、
アイデンティティの喪失を
受け入れられない自分を
抱えながら生きていくことになりましたが、
その間に味わった
不信、不安、怒り、悲しみ、寂しさ、
埋まらない喪失感といった、
心の奥底から湧き上がってきた
負の感情は今でも忘れられません。

なにもないところから
一歩づつ自分を生き直していく
決意を固めた矢先に出会ったのが
コーチングでした。

私自身を変えよう!変えたい!と思い、
コーチングを学び、
それを実践しながら自分と向かい合い、
数年もかけて身体に積もり積もったツケを
必死にはぎとってきました。

それだけでも十分効果はあったと思います。
それでも、それと同時に
焦りや苛立ちを感じている自分もいました。

「自分は未だ何者でもないのだ」
その思いを払拭しきれず、
このままコーチングを学んでいるだけでいいのか?
という疑問に納得のいく答えを出せずにいたのです。

そんな頃、

コーチトレーニングプログラムのクラスで
林コーチと出会い、
そこで私に投げかけられたひとつの質問。

「あなたはどんな人?」が、
思いがけず私の心に深く響いてきました!

林コーチにしてみれば、
クラスで扱うテーマにそって
質問を投げかけただけなのでしょうが
私にとっては、まさにタイムリーな質問でした!

そのときの心の響きが、自分の在りようを
根本から見直そうというきっかけになったのです。

まったく偶然の出来事だったのですが
林コーチにコーチングを受けるようになって、
今ではその偶然は自分にとって必然だったと
思えるようになりました。

恐らく、林コーチご本人は
そのことをご存知ないと思いますけれど(笑)

林コーチとのセッションで、
いつもありがたいなと感じていることは、
どんなテーマを扱っても
こちらがコーチに望む距離をしっかりホールドして、
最後の最後までしっかりこちらが話したことを
受け止めてくださることです!

前述の通り、
そもそも林コーチのコーチングを受けたい!
と思ったきっかけがライブなので、
最初からコーチとしてどう機能してもらいたいか、
それだけは最初からはっきりしていました。

それは
「セッション中は絶対に
ステップバックせずに
自分と関わって欲しい!」
ということです。

私にとって、
こちらの本気を本気で受け止めてもらえない
セッションに得るところがないことは
過去の経験からわかっていましたので。

Doingの前にまずBeingありき!
そしてDoingによって
Beingがどう変わったかを、
そのときどきでしっかり時間をかけて
共有していくスタイルも嬉しいです。

それがあればこそ、
自分の意志でDoingを選択するまで
焦ったり不安になったりすることが
ないのだと思います。

ただし、クライアントのBeingに
寄り添うだけのコーチングではありません。

Doingを選択するにあたっては、
その実現に向けて目一杯背中を押して
くださること請け合いです!

なぜなら、クライアントの本気を、
本気の本気で受け止めているから!

誤解を恐れず言うならば、
こういうプレゼンスは
「小手先の口だけコーチ」には
絶対に真似できない!

これは、かつて私自身が抱えていた悩みであり、
コンプレックスでもあった自分自身の在りようでしたが、
その枠組みを打破するきっかけを与えてくれたのは、
セッションを通じて林コーチのプレゼンスに
有形無形の影響を受け続けてきたおかげですし、
また、これまで漠然としていた
コーチとして目指す方向性が、
そうした経験を通じ、
短期間でかなり具体的になったと感じています。

コーチングを受け始めて半年後、

「クライアントの本気を、
 本気の本気で受け止められるコーチになる!」

「ドツボにハマっても、
 それでも懸命に這い上がろうとしている人に
 頼ってもらえるコーチになる!」

「自分のことを大好きでいられる生き方を
 全力サポートできるライフコーチになる!」

そう決意しました。

ずっと持ち続けていた
「自分は未だ何者でもないのだ」という思いは、
どんなコーチになるかを決意した瞬間に
消え去ったことは言うまでもありません。

ライフコーチとは生き方そのもの!
それを確信しました!

それからというもの
「大好きな自分を手に入れたい人専属ライフコーチ」を名乗り、
コーチとしての自分の在り方を徹底的に見直すとともに、
クライアントの皆さんのさらなる期待やリクエストに応えるべく
2012年よりクライアント限定のスカイプ勉強会を立ち上げ、
2013年春より、私が学んだコーチ教育機関とは
別の教育機関で新たにコーチングを学び始めました!

資格取得に向けた準備も、
少しづつですが着実に進んでいます。

また、まだまだコーチングが普及していない
地方で活動しているので、
積極的にコーチングの勉強会に参加して
微力ながら、それを地元に広めていければとも考えています。

アイデンティティ喪失から3年半、
林コーチとのセッションも1年以上になりますが、

この1年間のセッションで私が得たものは

「揺るぎない人生のミッション」と
「自分らしく生き続ける勇気」つくづくそう思います!

誰もが経験しうる人生のターニングポイント、
そうした局面を自分らしく乗り越えていきたいとお考えの方。

最悪でどん底で、それでも自分を生きることを諦めたくない、
手放したくないとお考えの方。

これまで自分の生き様を語らず、
語れずのまま生きてきたけれど、それでも誰かに語りたい!
自分を自分として受け止めてもらって、
自分らしい生き方を見つけたいとお考えの方。

すべて自力!すべて本気!で臨む勇気さえあれば、
林コーチはそれを本気の本気で受け止めて
目一杯、貴方の背中を押してくれること請け合いです!

2013年10月執筆 Y.K

上部へスクロール